2012年02月01日
佐渡小木のたらい船

新潟県佐渡島の南端に位置する小木半島一帯でえは、写真のようなたらい舟が観光客に人気です。たらい舟は、桶を半分に切ったことから、地元ではハンギリとも呼ばれています。
元はといえば、アワビやタコなど魚介類を突く見突き漁やワカメやテングサ採取などの海藻採取に使用されてい漁業用資材で、現在も使われているとのことですが、観光資源として有名になっています。
享和2年(1802)小木沖を震源とする小木地震により、半島の海岸線一帯が1m余り隆起してV字形の海蝕台ができたとのこと。この複雑な海岸地形により磯漁の漁場となり、小回りがきくタライ舟で漁を行うようになったとのことです。
一次産業だけでなく、三次産業の融合がみられるいいお手本ですね。佐渡には20年ほど前に行ったことがありますが、もう一度訪れ、このたらい舟に乗りたいものです。
Posted by あわ美くん at 00:38│Comments(0)
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