
2011年07月29日
意外!クーラボックス内の温度
先日の保管試験はみごとに失敗。おかげさまで、美味しいあわ美が食べています(泣)
ボックス内上部(かごの場所)の温度が異常に上昇し、25℃にもなっていました。
使用クーラボックス:15L (外形42*24*32cm)
使用した氷の量:1kg、12時間ごとに入れ替え
1時間ごとの温度を自動記録
そこで、ボックス内上部と下部の温度差を調べるため、測定器を2台セットし、上部と下部の温度を測定しました。(写真上)
条件は前回と同じです。ただし、今回は底にある水抜きの栓を開け、外部の空気が入る状態にしました。
(酸欠を防ぐため空気穴を通したつもりですが、あわ美は肺呼吸ではなく鰓呼吸なので意味ありませんね。)

結果は上図のとおりです。
上部と下部では5~6℃の温度差がありました。(青線と赤線)
意外な結果でおどろきました。15Lぐらいの小さな容器なので、温度差はほとんとないと思っていましたが、上部と下部には歴然たる温度差がありました。(空気の成層ができている)
クーラボックスで物を冷却保管する時は、上部は下部ほど冷えないということです。氷に接触している場所はもっと冷えるのでしょうが、今回は氷には接触させていません。クーラボックスに物を詰め込む時は注意が必要です。下に傷みやすいものを入れるべきということがよく分かりました。
密閉状態(底の栓をした状態)だと、保冷効果は当然長くなっています。(緑線)
あわ美保管試験にはまったく意味のなさない実験でしたが、クーラボックスの意外な面がわかりました。
現在、あわ美を仮死状態にする実験を考えています。
Posted by あわ美くん at 00:05│Comments(0)