
2011年07月12日
自作:あわ美ざる蕎麦
ざる蕎麦にアワビが合いそうだということで、あわ美ざる蕎麦を自作してみました。
昨年10月に冷凍し、保管していたメニュ開発用のサンプルアワビです。真空パック詰めしていたはずなのに、破けて空気が入っていました。アワビは呼水孔という突起物があるのでフイルムに穴があきやすいようです。
目げんとうで60℃ぐらいの温度で急速解凍しました。
スプーンで簡単に身がはずれます。アワビを扱っているお店のシェフによると活きアワビを60℃で10分間茹で、その後真空パック詰めするとよいとのことです。または冷凍アワビを酒で煮ると柔かくなるという人もいますが、私はまだ実証していません。
食中毒が怖いので、熱湯で5分間茹でました。するとご覧のとおり半分ぐらいに縮みます。これは、以前調理試験をしていたので、想定内のことです。
こうして調理したアワビを貝殻に盛り付けてみました。薬味のネギがなく、色彩的に見栄えがしませんが、高級感はでています。アワビが薬味的に使われ、量の少なさに違和感を感じません。唐津焼のつゆ皿が、また落ち着きを与え、いい感じです。この技法は使えます。蕎麦が800円としてアワビが400円+100円で1300円。みんさん、どう思いますか?ご意見を伺いたいと思います。
さて、肝心のあわ美ですが、冷凍なのでそんなにおいしくありませんでした。(これも想定内)これを活きあわ美の酒蒸しにすると絶対にうまいと思います。蕎麦と絶妙の味のハーモニを奏でる一品になる自信があります。私は1300円の価値があると思っています。
唐津名物、「あわ美ざる蕎麦」の誕生です。・・・・・・・なんちゃって。
Posted by あわ美くん at 00:03│Comments(0)