料理は錯覚である

あわ美くん

2015年11月18日 12:56

朝鮮半島の三国時代に新羅という国があった。
その国にウオンヒョという一人の僧がいた。

当時の中国、唐に仏教の修行に旅立つ。旅の途中、夜中に喉の渇きで目覚め、一杯の水を飲んだ。
この水のなんと美味しいことか。その水の美味さに感激し、再び就寝した。

翌朝、眼が覚め、昨夜飲んだ水の容器が髑髏であることに気づく。
その途端、吐き気をもよおし、吐いたそうだ。

そのことで法華の思想を体感し、悟りを得て、唐での修行をやめたという。
後々、ウオンヒョは新羅を代表する有名な破戒僧となったそうな。




写真はみそ煮サバ缶でつくる麻婆豆腐。
これまた、変わった味でグー。お腹もグー。

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