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2012年01月04日

鵜殿の石仏群

鵜殿の石仏群

1月7日、JAからつ直販所逢地の里で「あわ美七草がゆ」のキャンペーンを実施しますが、この直販所が位置する唐津市相知町にある鵜殿の石仏群(鵜殿岩屋)を紹介します。

鵜殿の石仏群

車で、松浦環境センターに行くと、このような石仏群があった。3年前ぐらいに来た時と印象が違う。あたりを周回してみたがどうもおかしい。納得がいかないので、前回行った時と同じように、天徳の湯まで行って、山側から階段を下って行くことにした。

鵜殿の石仏群

数十メートルも下れば、このような場所にでる。ここが鵜殿岩屋である。大同元年(806)、空海(弘法大師)が、唐での仏教修行を終え、この地に立ち寄り、釈迦如来、阿弥陀如来、観音菩薩の三対の仏様を岩肌に刻んだのが始まりだといわれています。しかし、この石仏は見つかっていないそうです。

ここの石仏群は、60数体確認されていますが、いずれも南北朝時代(14世紀)と室町・戦国時代(15世紀~16世紀)のものだそうです。中世の山岳仏教の面影を残す九州有数の石仏で、臼杵の石仏(大分県臼杵市)に次ぐ規模といわれています。

鵜殿の石仏群

現在、教育委員会が調査中とのことで一部立ち入り禁止となっています。今日は、調査をしていないので、その区域に入って写真を撮ったのが上の写真です。

改めて、唐津はすごい場所だと思いました。岩屋の状況から見ると、あまり人が訪れているようには思えません。残念ですが、こんなすごい史跡が残っているのに、忘れ去られたようになっています。

空海とアワビの関係についてはHPで書いています。(無理やりあわ美くんがこじつけました)"あわ美恋の3ヶ所巡り”の次は"あわ美老いの3ヶ所巡り”をやろうと思っています。老いの3ヶ所巡りは、ジョークで、長寿3ヶ所巡りといった方がよいでしょう。

岩屋周辺も限界集落になっているのでしょうか、史跡が荒れているのが気がかりです。管理しない史跡は荒れるだけですので・・・
最初に見た史跡は何だったんだろう?それも、鵜殿石仏群の一部なのでしょうか・・・・これも気になります。




Posted by あわ美くん at 00:43│Comments(2)
この記事へのコメント
拝見させていただきましま
Posted by モンクレールダウン at 2012年01月04日 03:30
蕨野の五百羅漢とか、岸岳法安寺とかの磨崖仏もイイですよね。みんな元『東松』ですけどね。
Posted by kou1airborne at 2012年01月04日 18:35
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