あわ美の貝殻

あわ美くん

2012年02月16日 00:27



創作フレンチレストラン「和み」の平田シェフがあわ美の貝殻をきれいにする方法をいろいろ考えてくださり、それを実践し、お店に飾られています。先日その方法をFBで公開されたので、それを参考にあわ美くんもチャレンジしました。

実は唐津市市民協働課から2月19日にハート岬で実施する恋活、婚活活動で使いたいからあわ美貝殻を10個くれないかという要請がありました。この部署から補助金が出ているので、断ることはできません。提供する貝殻をみてみると、カンザシゴカイやフジツボなどで、汚れています。まずは、これをなんとかしないと・・・・・



和みマニュアルでは酢と漂白剤を準備していたので、ちょうど家にクエン酸とハイターがありましたので、これを使うことにしました。



マニュアルを参考に、ビニール袋に飽和酢酸水を適当に入れ、5分間煮沸しました。




煮沸後、マイナスドライバーで殻表面に付着したカンザシゴカイ、フジツボを削り落とします。
左の貝殻がビフォー、右がアフターです。ずいぶんきれいになりました。

和みマニュアルでは、このあと漂白剤を使いますが、これで十分きれいになることがわかったので漂白剤の使用はやめました。強酸は貝殻を柔らかくする意味がありますが、漂白剤は色素を脱色させるので、使う必要はないと判断しました。



方法がわかった以上、今度は大量に処理する方法を検討する必要があります。貝殻全体がクエン酸に浸かるようにして煮沸してみました。



その後、クリアーニスを塗り、専用紐をつけると完成です。
最上部の写真が、完成品です。まあまあ満足できるものが出来上がりました。



しかし、煮沸時間が問題です。長く煮沸すると右側の貝殻のように真珠層の上に白いものが付着します。こすりとると下から真珠層が表れるので、炭酸カルシウムが吹いたように思えます。低温処理をするとどうなるのか」・・・興味があります。

本日の実験はこれまで。